キーワード:マルチモーダルセンシング、行動認識、スマートデバイス連動型ロボット

久保田研究室では「人間社会における計測技術、ロボット技術の応用」についての研究をおこなっており、その中で、私は、害獣駆除のための知的捕獲システムの開発、高齢者向け脱出ゲームの提案、新iPhonoidの開発などに携わっています。

・害獣駆除のための知的捕獲システム
害獣駆除の手法として画像認識システムとネットランチャーを組み合わせた知的捕獲システムの提案をおこないました。

画像認識システムではJetson nanoと呼ばれる小型の画像認識に特化したコンピューターを用いました。Jetson nanoでは、駆除対象の動物の画像を学習させることで精度高く動物を認識することができます。

害獣を捕獲するためのネットランチャーにはパンチルト機構がついており、画像認識システムが害獣を認識した際に追従を行うことができます。害獣を一定時間中心に捉えたときにネットを発射することで害獣の駆除を行います。

・高齢者向け脱出ゲームの提案
高齢者の認知機能の測定や低下を抑制するためのアクティビティとして脱出ゲームを検討しました。この脱出ゲームにはiPad上で遊ぶ間違い探し、部屋の中に隠された小道具を発見するゲーム、数字を並び替えて宝箱のロックを解除するゲームの三つが含まれています。そしてMCとしてPalmiがゲームを進行し、被験者に思考を促したり、動き回ることを促したりしています。


・新iPhonoidの開発
iPhoneやiPodなどのスマートデバイスを活用したロボットであるiPhonoidの開発をおこなっています。

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