リハ知共創ラボ
~認知リハビリテーション支援のための創造的プラットフォームの構築~

 
 本研究では,没入型VR技術を応用し,患者だけではなく、セラピストが同時に拡張現実感を体験可能なシステムを構築し、検査課題の作成や評価に関する相互理解が可能な共創的リハビリテーション空間の構築を目指しています.そのために,東京都立大学日野キャンパス6号館のインキュベーションルームに研究開発の拠点となるオープンラボ「リハ知共創ラボ」を設置しました.ここでは,卓上での検査課題や、坐位、臥位、立位、歩行などの様々な姿勢での認知・身体機能評価が可能な空間構築を行っています.さらに、開発したシステムをいつでも外部医療機関などの有識者に体験して意見をもらえるように、ショールームとしてオープンラボ化し、「共創的認知リハビリテーション」分野における共同研究開発の発展およびインキュベーションの拠点として活用することも目指しています.

キーワード

 リハビリテーション支援,認知リハビリテーション,共創,オープンラボ

参考文献

  • 大保 武慶, 関口 拓郎, 共創的認知リハビリテーションにおける知覚-行為循環に基づく認知モデリング, 第31回インテリジェント・システム・シンポジウム(FANシンポジウム), 講演論文集, Fr-C4-2, 福岡, September 7-8, 2023.

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